子どもの成長期に、今日からすぐ役立つ情報をお届けします!「食育レベルアップ!」
体内時計

体内時計とは、「朝は太陽の動きに合わせて起き、昼は活動的に過ごし、夜は眠る」という人間に備わっている、身体の生体リズムをつくり、心身の健康を維持している機能のことです。体内時計は睡眠と覚醒のリズムに深く関わっているため、健康的な生活を送るには正常なリズムを保つことが必要不可欠になります。しかし、体内時計は不規則な生活やストレスなどで簡単に乱れ、日常生活に支障が出ることもあるので注意が必要です。

体内時計は、心臓や肝臓、肺、筋肉などさまざまな臓器にあり、その中枢は脳の「視交叉上核(しこうさじょうかく)」にあるといわれています。視交叉上核は目から入った光の信号を全身の臓器に伝え、睡眠、覚醒、体温、脈拍、ホルモンの分泌を調整する役割を持っており、体温や血圧などを朝から昼にかけて高め、夕方から夜にかけて下げることで、1日のリズムを作っています。

体内時計は、約25時間で構成されており、時計で決められた時刻とのずれが生じてしまうため、規則正しいリズムを刻むためには、毎日体内時計をリセットしてあげる必要があります。

その方法として有効なのが「朝に明るい光を浴びること」。これによって、ずれた体内時計をリセットし、時計で決められた時刻に合わせることができるようになり、正常なリズムで健康的な生活を送れるようになります。

朝が弱い、夜更かしが続いてしまう、日中にだるさを感じてしまう……といった子どもには、体内時計を整えることを意識してみるとよいでしょう。

坪田聡(つぼた・さとる)
雨晴クリニック副院長。日本睡眠学会、スポーツ精神医学会、日本医師会所属。睡眠障害がほかの病気の発症や経過に深く関係していることから、睡眠障害の治療・予防をスタートし、「快眠で健康な生活を送ろう」をコンセプトに睡眠の質を向上するための指導や普及を行っている。

http://proidea.pro/expert/132
用語解説体内時計
最新情報をチェックしよう!

総合ランキング

CATEGORY カテゴリごとの最新記事