管理栄養士の柏原房枝さん監修の元、栄養が豊富なことから成長期の子供に食べてもらうことで“レベルアップ”が期待できる栄養満点の野菜たっぷり味噌汁レシピをご紹介していく短期連載企画。
第1弾のキャベツ編に続く第2弾は、高い栄養価を誇るだけではなく、ビタミンCや消化を助ける酵素のアミラーゼが豊富な「かぶ」を使った味噌汁レシピです!
かぶで作るみそ汁
かぶはビタミンCや消化を助ける酵素のアミラーゼが豊富。葉はビタミンB2やカルシウム、鉄を含むので、一緒に摂りましょう。
かぶと長ねぎのみそポタージュ
ビタミンB群を多く含むベーコンと長ねぎを組み合わる事で疲労回復効果が期待できます。ポタージュにすれば消化に良く、食欲のないときにもおすすめです。
●かぶ 2個
●ベーコン 1/2パック
●ねぎ 1本
●サラダ油 大さじ1/2
●だし汁 2カップ
●みそ 大さじ1と1/2
●かぶの葉(刻んでゆでたもの) 適量
作り方
1 |
かぶは薄いいちょう切りにし、かぶの葉は細かく刻む。ベーコンは短冊切りにし、ねぎは斜め薄切りにする。 |
2 |
鍋にサラダ油を熱し、ねぎ、ベーコンを入れて中火で炒める。ねぎがしんなりしたら、かぶ、だし汁を入れて煮る。 |
3 |
かぶがやわらかくなったらミキサーで撹拌し、みそを溶いて味をととのえる。器に盛り、かぶの葉をのせる。 |
鶏肉とかぶのボリュームたっぷりごまみそ汁
鶏肉と押し麦を入れて一品でも満足感のあるおかずスープに。かぶに含まれるビタミンCとごまに含まれるビタミンEを摂取することで、免疫力アップが期待できます。
●かぶ 2個
●鶏肉 120g
●押し麦 20g
●だし汁 2と1/2カップ
●みそ 大さじ2
●すりごま 大さじ1/2
●かぶの葉(刻んでゆでたもの) 適量
作り方
1 |
かぶは厚めのいちょう切りにし、鶏肉は大きめのひと口大に切る。押し麦は水で洗う。 |
2 |
鍋にだし汁、1を入れて中火で煮る。肉に火が通ったらみそを溶いて味をととのえ、すりごま、かぶの葉を入れて混ぜる。 |
管理栄養士。大手企業へのレシピ提案をはじめ、クリニックでの栄養相談や保育園栄養士として食育活動などに携わる。食生活の乱れからくる体調不良に悩んだ自身の経験と管理栄養士の資格をいかし、子どもからお年寄りまで幅広い世代に日々の食事の大切さを伝えている。